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四日市港霞ヶ浦北ふ頭地区道路(霞4号幹線)橋梁(P30~P37)下部工事

五洋建設株式会社

工事レポート

2016年 08月 29日

2016年8月の工事状況写真

躯体出来形検査
 完成した構造物は、発注者立会いの下検査を受けます。

検査の内容はいろいろありますが、今回は出来形検査です。
許容範囲の寸法に仕上がっているか、契約図書に基づいて作られているかの検査をおこない、許容誤差は数ミリメートルです。

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できあがった構造物を採寸します。


埋戻し

 構造物が完成したら、埋戻しを行います。

1回30センチメートルの厚さで埋戻しをおこないます。
何層も何層も、、何回も何回も、、、、埋戻した土をしっかりと固めて、軟弱な地盤にならないようにします。

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1層目。1層30センチメートルで、何層も重ねます。

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6層目。


非破壊検査

 上記の検査とは違って、こちらは構造物の内部検査(非破壊検査)。
目に見えない場所だって、しっかりと検査します!!

衝撃弾性波試験:
30センチメートルの間隔でコンクリート表面に2つのセンサーを取り付け、その付近をハンマーで軽く叩いて衝撃波を発生させます。衝撃波が2つのセンサーへ到達する時間差から、コンクリートの強度を推定します。

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衝撃弾性波試験

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衝撃弾性波試験 
左手に持っているのがセンサーで、右手のハンマーで衝撃波を発生させます。

鉄筋探査:
専用の機械でコンクリート表面に向けて電磁波を放射します。
この時、コンクリートと異なる性質の物質(この場合は鉄筋)との境界面で電磁波は反射され、再び機械で受信されます。
この放射から受信に至るまでの時間差から、反射物(鉄筋)までの距離を知ることができます。
この調査により、コンクリート表面から鉄筋までの距離(かぶり厚 と言います)がどれくらいなのか、鉄筋同士がどれくらい離れているのかを知ることができます。

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鉄筋探査
コンクリート表面から鉄筋までの距離や、鉄筋の間隔を調査します。