ケーソン据付作業周知会
ケーソン据付に向けて、協力会社を集めて作業周知会を行いました。
被覆・根固工
8月~10月に掛けて、製作した根固ブロックを据付ける作業をしました。
据付けたケーソンを囲む様に59個(内流用9個含む)のブロックを深さ8.4mの位置に据付けました。
本体工(中詰・蓋コンクリート)
ケーソンの中に中詰材と呼ばれる、重りとなる銅スラグを投入します。
ガット船により、中詰材をケーソンの中に投入しています。
投入した中詰材を平らに均します。
中詰均し状況
中詰均し完了
中詰材の流出防止のために、厚さ70cmのコンクリートの蓋をケーソンにつくります。海上でのコンクリート打設となるため、生コン車とポンプ車を起重機船に積み込み、現場まで運搬します。
・蓋コンクリート打設状況
蓋コンクリート完成
本体工(ケーソン据付)
防波堤の基礎ブロック「ケーソン」の据付作業を行いました。陸上に置かれているケーソンを台車の上に載せて海上へ進水させます。
ケーソンを載せた台車が所定の深さまで進むと、浮力でケーソンが浮上します。
浮上したケーソンをタグボートで3km離れた据付場所まで90分かけて曳航します。
周囲の船舶への注意喚起のため、ケーソンにバルーンを取付けました。
バルーンの直径は2mで、会社マークと社名が書かれています。下の垂れ幕には「ケーソン曳航中」と大きく記しています。
据付場所付近まで曳航後、起重機船に固定し据付場所まで誘導します。
据付場所まで誘導したら、起重機船のウィンチとクレーンにより位置を調整しながら、設置したポンプで海水を注入しケーソンを着底させます。
ケーソンが着底しました。本工事では、ケーソン4函を据付けました。
No.43~45号函:L×B×H 15.5m×14.5m×11.0m 重量1,500tf
No.46号函:L×B×H 15.5m×14.3(16.5m)×11.0m 重量1,800tf
No.44号函曳航状況
No.45号函曳航状況
No.46号函据付状況