《2・3月の作業内容》
2・3月は1月と同様に地下排水管の設置と処分場内の遮水シートの敷 設、
浸出水排水管設置を行っていきます。
浸出水排水管設置を行っていきます。
管を設置する前に底版面の整形を行います。
底版面の整形が終わったら、管の設置、単粒砕石による埋戻しを行います。
単粒砕石上には吸出し防止シート設置、シート上には保護土(粒子の細かな土)
を被せていきます。吸出し防止シートは上に載る土が雨で単粒砕石の間を流れて
いってしまうのを防いでくれます。 保護土は上で作業するバックホウやダンプ
カーの衝撃を緩和させて地下排水管を守る役割があります。
次に、処分場の廃棄物に触れた水(浸出水)が雨水排水管に流れていかないように、
場内に遮水シートを敷設します。
遮水シートは破損させないように白色の保護マットで挟んで設置を行います。
黒色が遮水シートです。
シート同士は特殊な機械を使用して溶着(シードを高温で一部溶かして
張り合わせること) して一体とさせます。
溶着後のシートは検査により、接続箇所に穴が開いていないか確認する
ことで、確実に漏水を防止しています。
遮水シート敷設完了後、処理場から発生する浸出水を水処理施設
に排水するため、浸出水排水管の敷設を行います。
次月は廃棄物移設作業を行っていきます。