地盤改良工事(その1)
布スリーブ注入が完了すると、地盤改良工の薬液注入作業を行います。
この現場では、注入する薬液を施工場所から離れた場所で作液し、ローリー車に積み込んで運搬し、施工場所で注入を行います。
作液→運搬→注入 の順になります。
ここでは、作液作業について紹介します。
現場から直線距離で約2km離れた場所に作液プラントを設置しています。
ここで、各薬品メーカーから搬入される薬品をミキサで攪拌し、エコシリカⅠという注入材料を作液しています。
ミキサは1バッチあたり60㍑の薬液を製造することができ、製造能力は1時間当たり5,000㍑です。このミキサを3台稼働させ、自動運転による作液を行っています。