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平成28年度 名古屋港第3ポートアイランド築堤工事(その2)

五洋建設株式会社

工事レポート

2017年 07月 17日

6月度工事レポート

6月の工事状況を紹介します。

6月中旬より、本工事のメイン工種である表層改良工がはじまりました。
改良厚が2mの工区と3mの工区があり、それぞれで、1日10m(幅約50m~60m)ずつ施工を進めていきます。
土と改良材のセメントを、撹拌機をつかって混ぜ合わせていくのですが、2m工区と3m工区で、用いる機械も違います。

こちらが2m区間用。

こちらが2m工区用。

攪拌機 (3m)

そしてこちらが3m工区用です。

撹拌機をバックホウに装着!

撹拌機をバックホウに装着!

3m用も装着!

3m用も装着!

土とセメントとを、しっかりとかき混ぜていきます。

土とセメントとを、撹拌機でかき混ぜていきます。

深いところまでしっかりと。

深いところまでしっかりと。

 

また、改良した土の品質確認のために、一軸圧縮試験という試験を行います。
試験のための試料は、1回あたり500m3を作成します(σ7×3本+σ28×3本=6本)。
工事の進捗によっては1日に40本近くの試料を採取することとなり、この作業が案外ハードです……。

採取した試料がこちら。

採取した試料がこちら。

 

そして、表層改良工の開始に伴い、改良材の海上運搬もはじまりました。
2m工区と3m工区、両工区での使用量は、なんと1日に300袋以上!

改良材のセメントを積み込んでいるところです。

改良材のセメントを積み込んでいるところです。

きれいに積み込み終えました。

きれいに積み終えました。

海上運搬状況

1回で320袋を船へと積み込み、現場へと運びます。

改良材の運搬航路は、名古屋港内への船舶の航路を横断するかたちになっているので、細心の注意を払って運搬を進めています。

表層改良工は、天候にも左右されてしまいますが、8月いっぱい行う予定です。