6月の工事状況を紹介します。
6月中旬より、本工事のメイン工種である表層改良工がはじまりました。
改良厚が2mの工区と3mの工区があり、それぞれで、1日10m(幅約50m~60m)ずつ施工を進めていきます。
土と改良材のセメントを、撹拌機をつかって混ぜ合わせていくのですが、2m工区と3m工区で、用いる機械も違います。
また、改良した土の品質確認のために、一軸圧縮試験という試験を行います。
試験のための試料は、1回あたり500m3を作成します(σ7×3本+σ28×3本=6本)。
工事の進捗によっては1日に40本近くの試料を採取することとなり、この作業が案外ハードです……。
そして、表層改良工の開始に伴い、改良材の海上運搬もはじまりました。
2m工区と3m工区、両工区での使用量は、なんと1日に300袋以上!
改良材の運搬航路は、名古屋港内への船舶の航路を横断するかたちになっているので、細心の注意を払って運搬を進めています。
表層改良工は、天候にも左右されてしまいますが、8月いっぱい行う予定です。