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和歌山下津港海岸(海南地区)藤白水門・護岸等築造工事

五洋・カナデビア異工種建設工事共同企業体JOINT VENTURE

工事レポート

2025年 07月 04日

2025年6月度

ホームページをご覧いただきありがとうございます。

今月は、水門を施工する際に資材や建設機械の設置場所、

作業スペースなどを確保するための作業構台の設置を行っております。

ドローンによる空撮写真

 

【作業構台設置 施工フロー図】

 

【先行掘削】

作業構台の基礎となる支持杭(柱材)を建込するために、

ダウンザホールハンマとラフタークレーンの建設機械を使用し、先行して岩盤に穴を開けておきます。

先行掘削状況

 

【支持杭(H形鋼杭建込)】

先行掘削後に支持杭建込を行い、支持杭との隙間をモルタルで充填し埋めます。

モルタル充填

 

【桁材等設置】

支持杭のモルタル充填完了後、支持杭上部に作業構台にかかる荷重を

下部構造に確実に伝達させるための桁材(受桁及び主桁)を設置しました。

また、安定性および強度の確保のため柱材同士をボルト固定しています。

桁材設置完了

 

【覆工板設置】

桁材設置後、覆工板の設置を行いました。

覆工板上には滑り止め加工が施され、覆工板が動かないようにズレ止めを行いました。

覆工板設置状況

 

【今後の予定】

今月は青枠で囲んだ1列目、2列目が完了しました。

来月は3列目を設置し、作業構台が完成する流れになります。

また、先月行った基礎栗石均しの範囲上部に型枠を設置し、

鋼殻を据え付けるための底版下面コンクリートを打設する予定になります。

ドローンによる空撮写真