ホームページをご覧いただきありがとうございます。
今月は、水門を施工する際に資材や建設機械の設置場所、
作業スペースなどを確保するための作業構台の設置を行っております。

ドローンによる空撮写真
【作業構台設置 施工フロー図】
【先行掘削】
作業構台の基礎となる支持杭(柱材)を建込するために、
ダウンザホールハンマとラフタークレーンの建設機械を使用し、先行して岩盤に穴を開けておきます。

先行掘削状況
【支持杭(H形鋼杭建込)】
先行掘削後に支持杭建込を行い、支持杭との隙間をモルタルで充填し埋めます。

モルタル充填
【桁材等設置】
支持杭のモルタル充填完了後、支持杭上部に作業構台にかかる荷重を
下部構造に確実に伝達させるための桁材(受桁及び主桁)を設置しました。
また、安定性および強度の確保のため柱材同士をボルト固定しています。

桁材設置完了
【覆工板設置】
桁材設置後、覆工板の設置を行いました。
覆工板上には滑り止め加工が施され、覆工板が動かないようにズレ止めを行いました。

覆工板設置状況
【今後の予定】
今月は青枠で囲んだ1列目、2列目が完了しました。
来月は3列目を設置し、作業構台が完成する流れになります。
また、先月行った基礎栗石均しの範囲上部に型枠を設置し、
鋼殻を据え付けるための底版下面コンクリートを打設する予定になります。

ドローンによる空撮写真