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今月は、鋼殻（ハイブリットケーソン）の積込・海上運搬・据付を行いました。

 

 

【鋼殻積込】

鋼殻の製作は東予港(愛媛県西条市)で行われました。

製作した鋼殻は1,800ｔ吊起重機船で下津港(和歌山県海南市)の施工位置まで海上運搬しました。

 

 

 

 

【鋼殻据付】

下津港まで海上運搬後、鋼殻は約1,400tありますが、水に浮かぶ構造になっており、

据付に当たって、1,800t吊起重機船から据付時に使用する600t吊起重機船への受け渡しを行いました。

 

 

鋼殻受け渡し後、所定の位置まで移動し、沈下させるために内部の一部に注水を行いました。

据付は、陸上に設置した自動追尾トータルステーションで、

鋼殻に取り付けたプリズムで自動的に位置及び傾斜を計測し、結果をモニター上で随時、

可視化することで行いました。

 

 

鋼殻据付後、据付位置を確認し、全ての区画に注水を行い、鋼殻を固定しました。

 

【今後の予定】

来月からは、鋼殻内部の中詰コンクリート及び上部の本体工を施工する予定です。