まだまだ暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
2022年7月、8月、9月度の工事レポートをまとめてお送りします。
コンクリートブロックの据え付けも完了し、上部工は残すところ現場打ちで施工する2スパン、その後はプレキャスト桟橋の据付、歩廊の設置、配管橋の設置と進んでいきます。
6月末から上部工のコンクリート打設を行っておりました。型枠脱型、足場を撤去すると壮麗な躯体が姿を現しました。

上部コンクリート打設状況

上部コンクリート打設完了
上部工の施工も終わりいよいよ作業ヤードで製作した、バイパス配管用桟橋の据付作業となります。プレキャスト工法とは施工性向上や工期短縮を目的として構造物を別の場所で製作し現場に据え付ける工法です。既設配管付近での作業となるため慎重な作業が求められます。高精度のプレキャスト製作や鋼管杭打設、クレーン作業といった職人の技のおかげで無事据付完了しました。

バイパス配管用桟橋据付状況

バイパス配管用桟橋設置完了
当工区では既設の配管を移設する必要があるので、既設配管の切り回しを行うための配管橋を8月中旬から設置を開始しました。作業ヤードで製作した配管橋をクレーン船を使い据付を行います。既設配管との接触ないように慎重に作業を行いました。防潮堤を上回る配管橋の設置に胸が高鳴る一方で、緊迫した現場の空気が感じられました。

配管橋据付状況
職人の見事な技術により無事に配管橋の設置が完了しました。そして、溶接、塗装作業を行い、当工区を無事故無災害で終了致しました。

当工区完了
当工区が終了し安堵の気持ちもありますが、次工区に向けて気持ちを切り替えて無事故無災害を達成できるように引き続き施工して参ります。