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和歌山下津港海岸(海南地区)藤白護岸(第1-2工区)築造工事、一発目の工事レポートということで、これまでの進捗をダイジェストで紹介したいと思います。
最初は延長約70mの工区です。
当工事は7月中頃の桟橋撤去から本格的に工事が始まりました。
なんとこの桟橋が撤去完了するまでわずか2日、計画通りといえばそれまでですが私にとって初めて目の当たりにする土木工事のダイナミックさに驚きました。

施工前

桟橋撤去状況

桟橋撤去完了
その後はバイブロハンマによる鋼管矢板打設になります。
私の仕事は測量器械を使って打設位置に鋼管矢板を誘導する仕事です。
何も目印のない海に直径80cmの鋼管をmmの精度で誘導しないといけないので結構緊張しました。
鋼管矢板打設は約1カ月で65本打ちました。

鋼管矢板打設状況

鋼管矢板打設中の測量状況

鋼管矢板打設完了
9月中旬ごろ、鋼管矢板打設後は鋼管矢板周りの基礎石と裏込材の投入です。
今まで海だったところが陸になり一気に景色が変わります。

基礎捨石投入完了

裏込材投入完了
陸地ができたことでここからついに上部工に入ります。
まず足場を建て、そこから鉄筋、型枠と順番に組んでいきます。
鉄筋と型枠を組んでいくとついに躯体の形が見えてきました。
この躯体ですが私が測量して墨出ししたものがそのまま反映されているので
コンクリートの打ち上がりが楽しみな反面、ちゃんと設計通りにできているかドキドキです。

足場組立完了

型枠組立状況
次回はコンクリート打設についてのレポートができると思います。乞うご期待ください。