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神戸港航路附帯施設地盤改良工事(第3工区)

五洋・あおみ・大本特定建設工事共同企業体JOINT VENTURE

工事レポート

2019年 01月 31日

2019年1月工事写真

年も明け、寒さが一段と厳しくなってきました。
ホームページをご覧いただいている皆様、
インフルエンザや風邪など体調の方はいかがでしょうか。
本工事事務所の職員は今のところ健康に日々仕事を遂行しております。

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さて、初めての工事レポートの更新なので、
今回は本工事の概要と、工事状況の写真を掲載します。

本工事は、神戸港航路浚渫に必要な附帯施設として
海上地盤改良を施工するものです。
今回の工事では、サンドコンパクションパイル工法という工法を用いて
海の地盤を改良(強く)していきます。

○サンドコンパクションパイル工法
サンドコンパクションパイル工法とは、海の地盤に砂の杭を造成することで
地盤の強度を上げる工法です。
(入社1年目の私のイメージとしては…
地盤をスポンジに例えると、スポンジに物を載せると潰れてしまいますが、
スポンジに爪楊枝を沢山まっすぐに刺して物を載せるとスポンジ単独よりは
潰れにくくなる、というイメージです)
ここでの爪楊枝一本一本の役目を果たしてくれるのが砂の杭です。

この砂の杭を造成するには
サンドコンパクション船という船を用います。
この間見にいきましたが、とにかく大きいです…!
船の中は船員の方々が生活するための施設(食堂、寝室、お風呂など)
も併設されています。

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今月は施工前の現場の様子と今回使用するサンドコンパクション船、
及び潜水探査の写真を掲載します。


記号

着工前

施工前状況

サンドコンパクション船

サンドコンパクション船

潜水探査状況

潜水探査状況

○潜水探査とは
砂杭を打設する前に、打設する場所を潜水士の方が探査機器を使って、
異常物がないか確認する作業です。
爆発物などがあると砂杭の打設作業ができないため、
予め潜水探査を行うことで打設できるかどうかを確認します。

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今後もホームページ上で現場の進捗状況を更新していきますので
よろしければご覧下さい。