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7月に入り、先行掘削の施工が始まりました。
今回は、本工事で行っている先行掘削について説明させていただきます。
先行掘削は、鋼管杭打設に先立ち基礎捨石部を掘削する施工です。
作業手順としては、以下のとおりです。
①クローラークレーン(200t吊)を搭載した油圧式スパッド台船に設置した
全回転式オールケーシング掘削機の誘導を陸上から行います。
②誘導後、計画深さまで掘削したことを確認し、ハンマークラブでケーシング内の石材を
土運船へ排出します。
③掘削完了後、孔内に置換材を投入します。
置換材の投入のための瀬取り作業の際は作業船間に落下防止シートを設置し、
置換材の海中落下防止に努めています。
7月31日現在、先行掘削の全数62本のうち16本が掘削完了しています。

写真1 先行削孔の状況

写真2 先行堀削図(3Dイメージモデル)