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10月に入り、本体工である鋼管杭工の施工が始まりました。
今回は、鋼管杭工の施工方法(バイブロハンマー)について説明させていただきます。
作業手順は以下の通りです。
① スパット式クレーン付台船(650t吊級)により鋼管杭(Φ1000)を吊り上げ、
打設箇所への位置決めを行う。
② 鋼管杭にバイブロハンマーをチャッキングし、鋼管杭の先端深度が設計下端深度から残尺2m程度、
もしくは貫入量が1cm/sec以下になるまで打設を行う。
③ 油圧ハンマに持ち替えてフライング方式により設計深度まで打設を行う。
鋼管杭吊り上げの際等、吊荷直下に人が入らないようにクレーン旋回範囲立入禁止の明示を行い、
吊荷との接触災害防止に努めています。

図 1 鋼管杭打設状況(3Dイメージモデル)

写真 1 バイブロハンマーによる打設状況