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11月度は引き続き、本体工である鋼管杭の施工を行っています。
今回は、バイブロハンマを用いた振動工法の後に行う
油圧ハンマを用いた打撃工法についてご説明します。
作業手順は以下の通りです。
①バイブロハンマによる振動工法で鋼管杭の先端深度が設計下端深度から残尺2m程度、
もしくは貫入量が1cm/sec以下になったら油圧ハンマに持ち替え、
フライング方式による二次打設を行う。
②打撃開始時は、ハンマの当たり(打撃音や偏打の有無)に注視しながら40KJ程度で打設し、
貫入量の確認を行う。
③打ち止めの50㎝手前付近で、支持力確認のリバウンド測定を行う。
④最終の打撃を行いながらレベルによる測定を行い、鋼管杭を打ち止める。
油圧ハンマを用いた打撃工法では打撃音や振動が発生するため、
現場では騒音振動計を用いた騒音振動測定を行っています。

図 1 鋼管杭打設状況(3Dイメージモデル)

写真 1 油圧ハンマ使用状況