お疲れ様です。
今回は1P主塔での「鋼管杭打設」をご報告します。
これは前回3月に2P主塔で実施した鋼管杭打設と同様の作業です。
内容も前回同様、試験杭1本、反力杭4本の計5本を打設します。
鋼管杭の仕様は、
試験杭:φ1500 t=21 (SKK490) L=70.5m
反力杭:φ1500 t=16 (SKK490) L=72.0m となります。
2P主塔と異なる点は、本船が1800t吊起重機船から550t吊起重機船に変わり、
使用する油圧ハンマがS500からS280へと変更になる点です。
導材台船は前回と同じ150t吊クレーン付き台船を配置して行いました。
打込は特記仕様に従い、根入れの60%まで=(およそ50m)をバイブロハンマ、
残りの約20m程を油圧ハンマで行いました。
作業船配置です。写真右に見えるのが前回打設した2P主塔です。
バイブロハンマーによる打設状況です。
油圧ハンマーによる打設状況です。
打設完了後の全景です。
今回も9月24日の入域から10月8日の出域まで、
全5本の杭をトラブル無く安定した作業で終えることができました。
これには前回記事でご紹介した測量櫓の採用が大きく影響し、良い方向へ貢献してくれました。
同じ施工を2度行う「絶対に失敗できない」ことへのプレッシャーもありましたが、
施工者全体でのチームワークで乗り切れました。
全ての関係者に感謝します。
ありがとう御座いました!!
あとは支持力だけです……….。
次回は、1P主塔:作業構台の設置となります。
閲覧いただき、ありがとう御座いました。