お疲れ様です。
最終稿は1P主塔での「押込み載荷試験」をご報告します。
原位置のより正確な地盤支持力を判定するための試験を行い、
試験結果は今後の湾岸線延伸工事の構造設計を確認するために用いられます。
載荷試験装置の組立から試験までをご紹介します。
試験に使用する油圧ジャッキとロードセルです。
ジャッキは10000kN/基を4基使用します。
専用の桁材を起重機船を使用して組み上げます。
10日間程で組立が完了しました。
ここから各計器の取付けや接続を行い、試験に備えます。
試験日当日の状況です。
視察者・見学者対応で構台上に仮設ハウス2基とテントを設置し、
寒さ対策として屋外用ヒーターを各所に設置しました。
当日は現地での視察が叶わなかった方のために、WEB配信も行いました。
現地の状況と試験状況を確認できるように専用画面をレイアウトし配信しました。
試験終了後、押込み載荷試験装置と作業構台を解体撤去し、
1月23日に全ての海上作業を無事故無災害で終えることができました。
ご協力いただきました全ての方に感謝申し上げます。
1年5ヶ月の工事でしたが、当HPを閲覧頂きましてありがとう御座いました。
HPを通して港湾工事に少しでも興味を抱いて頂ければ幸いです。
ありがとう御座いました。