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神戸港臨港道路載荷試験工事(第1工区)

JOINT VENTURE五洋・若築・大本特定建設工事共同企業体

工事レポート

2024年 11月 01日

2024年10月度

お疲れ様です。

今回は1P主塔での「鋼管杭打設」をご報告します。

これは前回3月に2P主塔で実施した鋼管杭打設と同様の作業です。

内容も前回同様、試験杭1本、反力杭4本の計5本を打設します。

 

鋼管杭の仕様は、

試験杭:φ1500 t=21 (SKK490) L=70.5m

反力杭:φ1500 t=16 (SKK490) L=72.0m となります。

 

2P主塔と異なる点は、本船が1800t吊起重機船から550t吊起重機船に変わり、

使用する油圧ハンマがS500からS280へと変更になる点です。

導材台船は前回と同じ150t吊クレーン付き台船を配置して行いました。

 

打込は特記仕様に従い、根入れの60%まで=(およそ50m)をバイブロハンマ、

残りの約20m程を油圧ハンマで行いました。

 

作業船配置です。写真右に見えるのが前回打設した2P主塔です。

 

バイブロハンマーによる打設状況です。

 


油圧ハンマーによる打設状況です。

 

打設完了後の全景です。

 

今回も9月24日の入域から10月8日の出域まで、

全5本の杭をトラブル無く安定した作業で終えることができました。

これには前回記事でご紹介した測量櫓の採用が大きく影響し、良い方向へ貢献してくれました。

同じ施工を2度行う「絶対に失敗できない」ことへのプレッシャーもありましたが、

施工者全体でのチームワークで乗り切れました。

全ての関係者に感謝します。

ありがとう御座いました!!

あとは支持力だけです……….。

 

次回は、1P主塔:作業構台の設置となります。

 

閲覧いただき、ありがとう御座いました。