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6月に引き続き、杭打ち機4台にて地盤改良を行いました。
1,747本のうち、いよいよ改良本数も残すところ200本を切り、工事も大詰めに差し掛かりました。
さて、今回は当現場の地盤改良を施工する際の品質管理について説明させていただきます。
深層混合処理工は、地中に円柱状の改良体を作製する工法のため、当然ながら、改良後の状態を直接確認することはできません。
そこで、「ボーリング」と呼ばれる地盤調査を行います。
ボーリングとは、地盤を円筒形状に削孔しサンプル(試料)を採取することで、地盤の土質や強度を調べる方法です。
本工事では、改良後の箇所に削孔するための機械(ロータリー式ボーリングマシン)を設置して、試料を採取しました。
そして、「一軸圧縮試験」と呼ばれる方法で、採取した供試体の強度を調べます。
一軸圧縮試験とは、簡単に言えば、供試体が耐えることができる圧縮応力を調べる試験です。
ただし、供試体に対して拘束圧(水平方向からの応力)が作用しない状態で、一軸方向からのみ圧縮します。
この試験により、改良体の強度の指標となる一軸圧縮強さ(kN/m2)が得られます。
試験の結果、設計基準強度を満たす改良体ができていることを確認できました!
また、7月には、現場前の歩道の清掃活動を行いました。
1時間ほど清掃活動を行ったところ・・・
歩道の見通しが以前よりも良くなりました!
すっきりとした気持ちで竣工を迎えられそうです!
最後まで安全作業で頑張ります!!