地盤改良工事(その1)
削孔作業完了後、注入外管に取り付けられている布スリーブ(特殊スリーブパッカーともいう)にCB(セメントベントナイト)を注入します。
これは、ドリリングマシンを使用して削孔したケーシング(鋼管)の外径と注入外管の径が10cmと5cmで太さが異なるために生じる隙間を埋めるために実施します。
この布スリーブ注入を行うことで、今後の地盤改良薬液を注入する際に、薬液が地上に漏出(リーク)することを防ぐ働きをします。
先に投稿しています、ダブルパッカーの付いた注入ホースを注入外管の所定の深さに挿入して、CBをポンプで送ることにより布スリーブを膨らませ隙間を充填します。



