11月7日から開始したエコシリカ注入が12月10日に完了したので、事後調査ボーリングが行われました。試料採取の数および採取位置は現場毎に異なり、当現場では6箇所でボーリングを行いました。一軸圧縮強度試験は、改良厚さが6m以上のためボーリング1箇所につき9本の供試体で実施します(上・中・下でそれぞれ3本ずつ)。
一般に、目標強度を平均値で管理することから、ボーリングは改良半径の1/2の位置で実施します。本施工では改良半径1,210mmより、中心からおよそ500mmの位置でボーリングを実施しました。

地盤高確認

残尺確認

検尺

試料採取位置確認

採取試料確認
ボーリング実施からおよそ28日後に一軸圧縮試験を行った結果、設計強度を上回る改良体強度が確認できました(12月22日時点で5箇所分終了)。
また、年明けから始まる控工、上部工の妨げとなるSCP盛上り土の搬出と、防舷材の撤去を行いました。

SCP盛り土搬出

SCP盛上り土仮置き

防舷材撤去状況

防舷材撤去状況
本年は小さな怪我・病気もなく安全に作業を進めることができました。新年を迎えても引き続き作業関係者全員が高い安全意識を持ち、無事故無災害で竣工できるよう努めてまいります。